アルバートは、とうさんとかあさんと、雲が目の下に見えるくらいに、高い高い山の上にいました。ところが、アルバートがつまづいて、崖から落ちてしまったのです。とうさん、かあさんは、一生懸命探したのですが、見つかりませんでした。でも、運よく、アルバートは、雲の子どもたちに助けられていたのです。
背景は写真です。そして、人物は、切り絵で描かれているところが、この絵本の特徴です。
ドキドキしたり、涙を流したり、いっしょに楽しい経験をしたりと、場面の移り変わりとともに、色々な気持ちを味わうことができます。
こんな世界が、高い高い雲の上にあったとしたら、本当に素敵だなと思いました。