エンピツのデッサンだけで描かれている絵本です。
捨てられた犬が彷徨い、寂しさに叫び、そして最後に一筋の光である小さな男の子に出会います。
言葉が無くても犬の必死さ、戸惑い、寂しさが痛いほど伝わることに驚きました。
今までに出会ったことのない絵本です。
1歳の娘は最初は「ワンワン!」と元気よくおしゃべりしていましたが、だんだん無口に・・・
いつもと雰囲気の違う絵本に戸惑ったのか、もしかしたら私と同じように犬の寂しさを少なからず感じていたのか。
うちにも家族のように過ごしている犬がいます。
いつか娘にも犬の気持ちが少しでも分かる子になってくれればと思います。