2年前のことです。一人の学生がこの絵本を点訳したいと言ってきました。絵本の点訳はできるならどんどんやってほしいと思っていました。しかし私はこの絵本を読んだことがありませんでした。そこで即購入。
何ともバランスの悪い登場人物が現れます。現実ではまずあり得ないストーリーですが、気球に乗ったり、教会の塔に不時着したり、綱渡りで降りたりすることは見ている子ども達はわくわくすると思います。
喰わず嫌いの私にこの絵本を提示してくれた卒業生に感謝です。私の絵本大好き友人がいいました。「絵本を手に持ち、開いた瞬間から、その人の世界が始まる。」自分だけの絵本の世界をたくさん持って大人になってほしいと思います。
点訳は卒業する1ヶ月前に完了しました。