娘と同じ、お父さんにかまってもらえず寂しい女の子のおはなし。
同調するかと思えばそうでなく、ゴリラと出かけるというところに楽しさを見出したようです。
そっか、自分が寂しいと気付いていないんだよね(苦笑)
きれいな瞳のゴリラと夜の動物園へ忍び込み、映画を観るなんて、なんてワクワクするのでしょう。
娘も一緒に胸を躍らせていました。
お母さんはどうしたのでしょう。この作者は、夫婦の微妙な関係の間で生きる子どもを、さりげなく表すのが上手な気がします。
ちょっと年齢の高い子にも受け入れられるのではないかなぁ。