へびの主人公なんて、ドッキリ!と思いますが、このへび、とってもかわいいんです。
飼い主のボドさんの愛情を一身に受けて育ったせいかな?本当に優しくて、賢いクリクター。「へび」だってことも忘れてしまうくらい、自然なかたちで、みんなにも馴染んでいます。
でも、ある日、「へび」であることが役に立って(?)、見事、どろぼう退治の大手柄!
娘は、「どろぼうが入ってきたところは、すごく怖かったよね〜! でも、クリクターがぐるぐる巻きにして、やっつけちゃったのは、かっこよくて、強い感じがして、楽しかったよね!」と、興奮しながら話していました。
ボドさんが、クリクターのために編んでくれたマフラーのようなセーターには、親子で笑ってしまいました。
ほのぼのとしたユーモアが、大人の心も、子どもの心も和ませてくれる、素敵な作品です。