『ヘビのクリクター』は表紙も地味な感じで
あまり手に取ってもらえなさそうな感じの絵ですが
中身がとても面白いんです。
ひょんなことでヘビを飼うことになった夫人。
ヘビというと、怖いイメージが強いですが
クリクターはとても素直でやさしいヘビで
夫人にとって最高のペットであり、相棒のような存在です。
そのクリクターをかわいがる夫人とかわいがられるクリクターの関係は
子供の心の中にストンと入ってきます。
夫人が学校にクリクターを連れて行ったとき
クリクターは英語や数字を自分の体で表現するのですが
このページは息子の大のお気に入りで
息子「いーっ!」私「エレファントのE]
という感じで、アルファベットを楽しそうに読んでいます。
このページはいつも二人で読んでいます。
英語が得意とかじゃなくても
知っている文字を見ると読みたくなるのでしょう。
こういう読み方ができる絵本ってなかなかないですし
最後の終わり方もとてもいいです。
読んでとても気持ちが晴れる内容です。
男の子だとより楽しめるかもしれません。
子供が幼稚園年中〜年長ぐらいのときに読むと
ユニークなお話をすんなり受け止めてくれますよ。