子どもならみんなサイエンティストに憧れる。
ワクワクするこのSF絵本に、読むための文章は一行もない。
なんてグローバルチックでおもしろいんだ!
絵を見ながら、自由に想像を膨らませながら読む。
主人公に、名前だってつけられる。
その名「セクター7」は、空上に浮かぶ雲派遣機関だ。
空の雲、実はみんな知能を持っていて
人が彼らたちに高層や低層、形状や大きさ等の指示を与えた後
各地に派遣・配置しているというアイデアだ。
型破りな雲の子と、エンパイアステート展望客の男の子が
一波乱起こすストーリーに、子ども科学者のDNAが反応するだろう。
どんな風に読もうか、楽しみだよ、きっとね。
デイヴィッドさんに、感謝。