今は全自動洗濯機(乾燥機まで付いていたりします)というとても便利なものがありますが、私が小さかった頃母は「せんたくかあちゃん」のように洗濯板とタライで、晴れた日はあんなふうに外でしゃがんで洗濯をしておりました、大変なつかしい思い出です。家のものを片っ端(カーテン、下駄、時計、犬、猫、子供達でさえ)からごしごし洗って干したら、気持ちが晴れるでしょうねー。落ちてきたカミナリさんまで洗っちゃうのですから。子供達は「えー、まさかー」と言いながらも、かあちゃんとカミナリ達のやりとりに引き込まれていきます。洗濯物が見開きいっぱいに干されてる絵と、何万人のカミナリさんが「洗ってくれー」と落ちて来る絵は圧巻で「うわー、よく描いたなー、時間かかっただろうな」と思わず書き手のことを思いながらも、クスクス笑っちゃいます。