なつやすみにおばさんのうちに滞在している姉弟のお話。
2人が探検に隣りの家の庭に入っていくと、目の前に大きな船があった。
女の人に見つかってしまうが、それから毎日ここへ来ては、世界中を旅する。
家へ帰る前の晩は、嵐の中,船に泊まった。
それから、毎年ここへ訪れた二人。みどりの船が形を変えても,この夏のことは忘れない。
こんな場所があったら、とても楽しいねと子供達と話した。
1年生の息子は、「でも、本当に動く船の方がいいなあ」だって。
本当に船に乗って、世界中を旅できたら、それはそれで素敵なことだよね。
冒険心をくすぐる、緑いっぱいの絵本です。