ぼくとアリスは、隣のうちの古びた船で、世界旅行を始めます。庭にあるものを見立てて遊ぶのですが、大人も協力してアィディアもくれるので、楽しみはいっそう深まります。
いわゆるごっこ遊びと言えばそれまでですが、子どもの頃は空想するだけで、何にでもなれるしどんなことでもできたというのが、とても懐かしいです。
息子はまだ「世界」という概念がわからないので、「エジプト?」「北極?」とと言っても実感がわかないようでした。絵本にあるように世界地図や地球儀を見ながらだともっと楽しめたのかもしれません。
夏休みのお話なので、今読むのにぴったりの絵本だと思います。うちの場合は、子どもより大人の方が懐かしくて楽しめた本でした。時期を代えて子どもともう一度読んでみたいと思います。