私は田舎で育ったのでこのお話の女の子や男の子のように
森や草むらで基地を作って遊んだりっていうのは日常のことでした。
草や木をこんな風にしたらカッコイイよ!・・・なんて友達と色々工夫して作り上げたものです。
こういう思い出って大人になった今でも結構鮮明に蘇るんですよね。
そんな気持ちを思い起こさせてくれる絵本ですね。
そしてこの絵本のもっとすごいところは子供に負けないくらいの遊び心を持った大人が登場すること。
子供と遊んであげてる・・・のではなく
大人自身が心から楽しんでいるという感じがすごく伝わってきます。
その少年少女は大きくなり、ともに遊んだ大人たちも年を取り
大好きだった彼らの船はだんだんと鬱蒼とした茂みになり自然に還っていってしまったけれど 思い出は綺麗に残るのだろうなあと読んだあと温かい気持ちがしました。
娘にもこんな思い出作ってあげたいな。
でも当の娘には難しい内容だったらしく、最後まで聞いていませんでした^^;