お茶碗1つにでも、作った人の思いがたくさん詰まっている
そんなことを感じる絵本です。
おちゃわんのてんちゃん。
陶芸家のお父ちゃんが丹精込めて作ってくれました。
展覧会会場で、いっぱいの仲間に囲まれているのですが、
いつかは誰かの手元にいくことに。
そんなの寂しい。
いつもみんなと一緒にいたいよ!
お父ちゃんといたいよ!と思うてんちゃん。
そんなてんちゃんに、お父ちゃんとおかあちゃんが話してくれたことは・・・
どいかやさんの絵がとっても可愛らしいです。
そしてお父ちゃんは陶芸家の人間なのに、
おかあちゃんは釜というのが、とっても
ほほえましいです^^;
モノには、作った人の思いがある。
そして、使われていることによってどんどん味がでる。
モノを大切にしていく心をもつことの大切さがとっても伝わってくる絵本です。