スズキコージさんの独特な絵が大好きです.時間を忘れて見入ってしまいます.自分も絵の中の世界にいるような不思議な気分になってきます.
この絵本は,インクのビンから出てきたブラッキンとサボテンのキンダーが,イヌのフンザくんが作った船で旅に出るお話です.面白いコンビです.旅の文章を読んでいると,こっちまで楽しくなってきます.リズムをつけて読みたくなります.3歳の息子は,絵の色彩が豊かで気に入ったみたいで,「きれい〜」と喜んでみていました.
最後,元いた机の上に戻ってきたときには,あ〜あ旅も終わりかと少しさびしい気分になってしまいました.もっと旅が続けばよかったな.