最初は、そんなに感じなかったのですが、何回か読むと、いいなと思えるようになった絵本です。
自分のとても大切なもの、濡らしたり汚したりしたくないことって、誰にもあると思います。
でもって、自分のは使わずに、友だちのを貸してもらいたがったり、そんなわがままな気持ちも、誰しも心当たりがあるのではと思います。
そんな、実際にありそうな気持ち、人間関係が、うまく表現された絵本だなと思いました。
そして、世の中、身勝手な人が多いようでいて、本当はみんないい人だって、そう信じたくなる絵本でもあります。
娘は、「ぼくらのベッドはすてきだよ」と歌ったり、エッサホイサの掛け声が楽しいようです。
私は、最後の、みんなではっぱのお布団で寝ているところが好きです。
それと、いろんな野草の絵が、きれいで素敵です。