こねずみリリが、パンやさんまでお買い物に行きます。もうおおきくなったからひとりでいけるの!とはりきりますが・・
お母さんが持たせてあげるといったメモを、もう大きいのだから大丈夫と持ってこなかったら、案の定忘れてしまい、パンやのおじさんと一緒に一生懸命思い出します。でも、おじさんのいうパンはどれも頼まれたパンとは違い、『ちが〜う!』の繰り返し。
言葉をだいぶ覚えて、自分では意思の疎通がとれていると思っている娘が、なかなか私に正確に意志を伝えられないとき、『ちがうの!!』とちょっとイライラして言う様子と重なり、読んであげたところ、ツボにはまりました。
ちょうど、お姉ちゃま扱いしてほしい時期だったこともあり、リリの姿に自分を投影しているようです。
なんども『ちがう!』と繰り返すのですが、言い方を変えて読んであげると、キャッキャッと笑って喜びます。2〜3歳にオススメの絵本です。