原題は『THE FOGGY FOGGY FOREST』。
なるほど、韻を踏んだ題名ですね。
訳出の「きりのもりのもりのおく」という表現も、ミステリアスでいいですね。
中は一風変わっています。
影絵のように、薄紙に切り絵が張られています。
さあ、その影から、隠れているものを当てる、という趣向。
ただ、正解が、妖精エルフや魔法使い、と、欧州風なので、
日本の子ども達には少し馴染みが薄いかもしれません。
でも、おなじみの白雪姫や赤頭巾ちゃんもあるので、だいじょうぶかな。
ラストは子どもたちの大好きなもの。
おとなもちょっとうっとりかもしれませんね。
ちょっと変わったテイストの作品でした。