「なんげえはなしっこしかへがな…」で始まる小話の数々。
長い話をしてやろうかと言っても、決して話が長いわけではない。
くりかえし、くりかえし、いくらでもなが〜くできるお話だったり、なが〜いもののお話だったり、最初は口をあんぐり状態でも、はまってくると実に展開を楽しめる話の数々です。
何よりも津軽弁の楽しさ、オノマトペも津軽風…。
いろいろな言い回しを楽しんでいると、「どこかの地方でもこんな言い方するよな〜」、などと日本の郷土愛にもつながってくるような感じ。
馬鹿馬鹿しいお話ばかりと言ってしまうと、この本は楽しめないでしょう。
口に出して読んでみて下さい。
バカ受け爆笑間違いな