ちょっと古そうな絵本ですね。
でも、「ひよこのかずはかぞえるな」この題名が、なんだか楽しそうで、手にとりました。
これは、ちょっと欲張りなおばさんの空想のお話です。
卵を売りにいく途中、おばさんの空想は、どんどん大きくなっていきます。
この卵を売って、にわとりを買って、そのにわとりがまた卵を売って、それを売ったお金で、ヒツジを増やし、牛を飼いっていうふうに...
そのうちに、素敵な男性と結婚し、とそこまではいいんだけど、女中と下男をやとって、贅沢三昧。朝から晩までこきつかおう、なんていうところまでいくと、空想の世界のこととはいえ、ちょっと嫌な感じかな。
でもね、最後で、その嫌な感じも払拭です。
やっぱりね、そううまくはいかないものですよね。
そうだろうと思った、と娘。みんなで納得でした。