あひるが いちわ うとうと えんがわで おひるね
かわいい きりん くびの けむしが こわいよう
と、『あいうえお』で始まる言葉が作られています。こんな形で『あいうえお』を認識するのも楽しいと思います。
この手の絵本は随分出ていますが、これはまた、ちょっと変わった要素が含まれているような気がします。きれいな、見本になるような言葉ばかりではなく、なかには、ドキッとするような表現もあるのが面白いところです。
『わをん』で終わらず、『ぱぴぷぺぽ』まである親切さ、そして、くしゃくしゃした紙に描かれた絵、愛嬌のある表情、不思議な猫の目にも、どうぞ注目してください。