小さな農場に住んでるおじいさんと動物たちのお話ですが、初めはその飼っている動物が何だかわかりません。おじいさんはそれぞれにイチ、ニイ、サン、シイ、ゴーと名前をつけてますが、読んでいくと雪の絵の仕掛けから、その動物たちが現れて来てわかります。仕掛けがあると、子供は喜んで自分でめくりたがりますよね。最後のページでは綺麗な音色が聞けます。おじいさんがクリスマスの日に雪の夢をみて、動物たちにプレゼントを用意するという簡単な内容なので、小さな子にも楽しめると思います。余談ですが、このおじいさんはサンタクロースを連想させます。裏表紙にエリックカールさんとこの主人公のモデルとなった友人の写真が載っているのですが、この二人もサンタクロースのような暖かさを感じます!