探検と航海シリーズはどれもこれもとてもおもしろい。
マルコ・ポーロやコロンブスなどの探検の様子を描いたシリーズなのですが、
この北極探検は、ほかの4冊とはちょっと違います。
探検家個人ではなく、
「北極探検」というものにスポットを当てています。
ヨーロッパからアジアへ、
最短ルートとして北極を通る航海を模索していた時代に、
様々な国の様々な探検家が、
船やそりや飛行艇や飛行船で、
北極を目指します。
困難や苦難の連続。
遭難し、何とかSOSが届いて、救助が来ても、
その救助隊も事故ったり遭難したり。
多くの犠牲がありました。
まさに北極探検の歴史がわかる本です。
文章はちょっと長めで字も小さい。
うちの小4の息子は尻込みしましたが、
興味があれば中学年から読めると思います。
このシリーズは絵が素敵なんですが、
息子は挿絵だけ眺めています。