自分がどんなことを好きで、どんなことに興味を持っているかを知ること、
大まかにいうと自己概念といえるものかもしれません。
その自己概念が子どもにもわかりやすい形で絵本になっていると思いました。
「人は、みんなちがっています。おなじ人はだれもいません」
というのはやはり外国絵本ならではだと思いました。
自分と人とは違うということから理解は始まりますが、日本的なものの考え方だと
同じという共通項から始まるからです。
自分のことが自分でどれだけわかっているか、好きなことも嫌いなことも含めて、その方がずっと豊かな生き方や、より多くの人とつながっていくことができるかな
なんて最近思っています。
園児さんぐらいの年齢から読み聞かせをすると、親近感が持てそうな絵本だと思いました。
絵もかわいいです。