犬に読んで聞かせる絵本だそうです。
犬に語りかける形式で、「獣医さん」・「へんな岩」・「おふろ」の3つのお話しです。
“きみ”は読者である犬くんたち、“友だち”は飼い主さんという設定で、語られています。
「獣医さん」は、獣医さん家を自由散歩と聞き違えたワンちゃんの聞き違いの悲劇。
「へんな岩」は、庭で遭遇した亀を相手の一人相撲。
「おふろ」は、お風呂に入れられる時の気持ち。
ワンちゃんを飼っている方のみならず、ワンちゃんが好きな方が読むと楽しめそうです。
ちょっとした日常の中で、ワンちゃんが経験する事をワンちゃん側の気持ちにたって描いているのが愉快でした。
主人公になっているワンちゃんの表情が可愛い。
感情の起伏が、よく表現されて描かれていました。