「まっかなおはなの〜♪トナカイさんは〜♪」
で始まる誰もが知っているクリスマスソングの
「赤はなのトナカイ」のものがたり。
歌詞にはない、ルドルフの活躍がえがかれています。
最初は、誰も、赤鼻をからかいました。
唯一、クラリスだけが、なぐさめてくれたのが救いでした。
ルドルフがひとり旅をするなかで、
様々な人と出会い、いろいろな体験をします。
ルドルフが、ハーミーとコーネリアスと一緒に、
ゆき男をやっつけた時は、りっぱに成長したものだと思いました。
そしてヤマ場は、クリスマスイブ。
ひどい吹雪で、空はまっくら。
そう、やっと活躍の場が訪れたのです。
先頭を走るルドルフの堂々とした姿は、とても印象的でした。
すこし、長めのはなしですが、年少さんクラスで読んであげました。
絵が可愛くて、勇気をもらえるおはなしです。