最後には帰っていくべき場所があるというフレーズと、情感たっぷりにコラージュで描かれた風景に、見る人によって思うところは様々だろうと思える絵本です。
自分にとっては、帰るべきホームは2か所あります。
生まれた場。親戚や先祖からのお墓があって、一番心落ち着く場所です。
育った場所。転勤族だった親が初めて買い求めた場所で、いつもリフレッシュできる場所です。
でも、親が亡くなり親戚も代が代わっていくと、帰れる家もなくなってしまいました。
でも、心の中にしっかりと刻まれているからそれをHOMEと呼びましょう。