古道具の前に座る小さなおばあさんの表紙が夏ぐらいから気になり購入していたもののなかなか読む機会がなくて、親子ふれ合い読書週間に入り娘と一緒に読みました。
4編の違う話で構成されているので低学年でも楽しめると思います。
4つのお話は身近にありえる話で子ども心に深く入り込むようでした。
娘は『にじのこな』がお気に入りでした。
私は・・・『まめだのおっちゃん』が好きです。
どのお話も古道具や店主の橙花さんに少しの不思議をもらうのですが・・使い方もどうなるのかも教えてはもらえません。
不思議な道具や人との出会い、別れの繰り返しで人は大きくなっていくんだなぁ・・と感じられるお話でした。
古道具の不思議をどうやって使うのか子どもたちが自分で考えて試行錯誤しながら・・なんとか・・・解決の道にたどりつく。
自分でしたから納得もするし、満足も大きい。
そんな大事な事に気づかせてもらえる気がします。