一人でお風呂に入ると、なんとなく背中がすーすーして
「これが、妖怪の冷気ってもんじゃないだろか?」
と、何度も何度も後ろを振り向いては確かめていました。
今にして思えば、それは換気扇のせいだよ。
と、思うのですが、子供のころは風呂場だって冒険の場でした。
この絵本に出会うまで、そんな気持ちを忘れていましたが、
ページをめくるたびに、
「そうそう!そうだった!そうだった!怖かったのよ。」
って共感してしまいました。
でも、この絵本が素敵なのは後半の展開。
「おっと、そうきたか!」
と、うれしくなってしまいました。
この絵本、挿絵は版画なのだそうです。
ほのぼのと懐かしく暖かい雰囲気がとっても素敵な一冊でした。