娘と2人の生活に煮え詰まっていた2才直前のころ、友達に誘われてヤマハの1才半児クラスに入りました。まず最初にてこずったのは、めずらしくて楽しい音のする楽器をさわらせてもらってるのに、「好きなように鳴らしてはいけない」という状況に娘がかんしゃくを起こして泣くこと...。この本のノンタンの気持ち、きっとこのときの娘の気持ちとおんなじなんだろうなって思います。
でも、音楽って、ちょこっと我慢してみんなでリズムあわせれば、すごい感動が待ってるんですよね!もちろん音楽だけに限った事ではありません。子供たちが自分たちでそのことに気づいて、力をあわせてなにかをなしとげられたら、こんなに楽しいんだってことを伝えてくれる絵本だと思います。