初めてレインボウブックスに出会ったのはかれこれ4年ほど前。
「リズム」を手に取ったときの衝撃がいまだに忘れられませんが、
こんなにたくさんシリーズがあったとは、
ちょっと後悔の念を感じつつも、「ながれ」を読ませていただきました。
うーん・・と唸ってしまうほど、
簡単なほど難しいというか、
「ながれ」がいかに大事なものか、
命のみなもとであるかが、とってもどっしりと伝わってきます。
「リズム」もそうだったけど、
人間の、生命の原点に立ち返らせてくれるような作品。
5歳の娘はもうレインボウブックスは卒業の年齢ですが、
「ながれ」を見せたらどういう感想を抱くだろう。
水がめからあふれ出る水の流れ、
たゆまない川の流れ。
こうして私たちの日常も、流れては流れて繰り返されていくわけですが、
その流れの一部分一部分を、大事に生きていきたいなぁと
思わされた一冊でした。