ゆったりとした空気が流れている。そんな絵本だと感じました。
落ち着いたシンプルな絵ですが、温かさを感じます。
この絵本を読む前日、赤く夕日に照らされた雲を家から娘と眺めていました。
あまりにキレイで、寒さも忘れていつまでも見ていたのです。
それと全く同じ雲が絵本の最後に出てきたので、何だかジーンとこみ上げてくるものがありました。
膝の上に乗って一緒に絵本を読んでいる娘に、「昨日の赤い雲と一緒だね」と言うと、娘も「うん」とうなずいていました。
「またあした」
この言葉に、何だかまたいいことがありそうな気持ちになりました。