息子が、今共感を持って読んでいるシリーズが、この「金髪フランツ」シリーズです。
オーストリアの6歳の男のお話です。この本には2つのお話が入っています。
あと4ヶ月で小学生のフランツ。
「フランツは、字がよめる?」では、友だちのカビに、字が読めないのに読めると言ってしまいます。
字が読めることを証明するために、フランツは、家で読んだことがあって、内容がわかっているお話を必死で丸暗記してしまいます。
嘘をついたり、見栄をはるのはよくないことですが、嘘をつきとおすために、必死に努力してしまう姿は、ある意味立派。
「フランツ、老人ホームへひっこす?」では、老人ホームにいるフランツのおばあさんが出てきて、おばあさんのおしりが、「バニラプディングみたい」という表現で息子は笑っていました。
いつもフランツの味方で話を聞いてくれるおばあさんのような存在は、子どもにとって必要だろうなと思いました。
フランツが老人ホームのベランダでうろうろしている所では、ドキドキしてしまいました。