1作目2作目と続けて読みました。
まだ5歳の息子にとっての1作目は
わかるような、わからないような、でも、良かった♪
そんな感じ前菜のようなものだったようです。
でも2作目からは、ぐいぐい引き込まれていきました。
特に「こころ」のところは夢中に。
以前、私が怒りすぎて、怒りすぎて、止まらなくなった時、
息子が泣きながら搾り出すように、
「ママ、言いすぎ!オレのこころが壊れる!」
と言ったことがあります。私はその瞬間、やっと
我に返りました。そして、落ち着いてから
「怒った事は間違ってない。けど、心が壊れるような事をたくさん言うたママの怒り方は間違ってた。ホンマにごめんな」
と謝りました。そのとき、そっと息子が膝に乗ってきて
私も息子も一緒にぽろぽろ泣きました。
少し落ち着いてから、息子が決心したように
「大人になったら、ママに 怒り方の説明書 つくったるからな」
と言ってくれたのが、うれしくて、頼もしくて、また涙がこぼれてきたのを覚えています。
こんなエピソードの他にも、息子との会話で、たまに「こころ」が話題になることがあります。いったいどこにあるのか?とかも♪
それだけに、「こころ」をはきだす?!
そんなことができるのか?! なくなったらどうなるのか?!
息子にとっては、びっくりの大事件です。
これから、たくさんの人と出会うなかで、
心を捨ててしまったのを一緒に泣いて悲しみ、
心が残ってたのを、一緒に踊って喜んでくれる。
息子にも、狐さんのような友達ができればいいなぁと思いました。
あと、「こころ、ころころ♪」の歌。
ママの数だけ、歌い方が違うと思うので、
他のお母さんの歌も聞いてみたいです♪