ご存知「おれたちともだち!」シリーズの一冊です。
おおかみが自分の誕生日に友だちのきつねは絶対やってくるとドキドキしながら待っている様子、そして、きつねは自分を友だちだと思ってなかったんだと勘違いして、心底がっかりする様子がとても情感たっぷりに描いてあって、笑いながらもジーンとするお話です。
1,2年生中心の、学校の図書室で読みましたが、子ども達はよく聞いていました。けれど読み終わった後に、「良かったわ〜。なんていう本?」とやってくるのは、先生の方。
前に『ありがとうともだち』を友人が読んだ時も、先生が「いい話ですね〜」と言っていました。
どちらかというと、大人の方が、友情の素晴らしさを再確認して、「子ども達よ、こういう友情を築こう!」と言いたくなるのかもしれません。