いつもは怖い動物として描かれる事の多い「おおかみ」くん。
ところが、この「ともだちくるかな」のおおかみくんは、
ちょっぴり寂しがりの、どこか優しい雰囲気のおおかみくん。
自分の誕生日におともだちが来る〜とウキウキしたり、
「くる、こない、くる、こない」と占ってみたり。
いつものおおかみのイメージを、取り払ってくれました。
5歳の娘も、「こわいおおかみばかりじゃないんだね?」と、「人は外見じゃない」という事を知らず知らずに、学んでいる気がしました。
最後には、やっぱり自分を大切におもってくれる友達(きつね)と、心の大切さを知る・・という、子どもに伝えたい内容がぎっしり詰まってる本です。