確かに煮る前の小豆はピカピカしていて他のお豆より
小さくて可愛いです。
それをあずき自身知ってか知らずか、
「そっくりさんに美味しく食べて貰いたい」と主張するあずき達。
美味しく食べるために一生懸命育てたタヌキさんは
さぞかしビックリしたと思います。
読んでいたこっちもビックリしました。
確かに見た目は良くないし、意地悪そうな雰囲気を醸し出して
いるタヌキですが、育ててキレイに磨いてまでくれたのに
その言いぐさはないとちょっと可哀想になりました。
その可哀想さを差し引いても余りあるあずき達の
執念と可愛さに脱帽です。子供も可愛い〜の連発でした。
その後美味しいあんこになると、怒ってあんこモンスターの
様になって襲いかかるのが子供は怖かったようです。
あずきの執念恐るべし。
それでも双方納得の上美味しく頂く事になってホッと一息です。