タイトルを見て、魚大好き少年のお話かなと思いました。
読んでみて、反省反省、大反省させられました。
何気なく使っている「……タラ」。
主人公の男の子もタラがお腹いっぱいに詰まって、ついにはパンク。
魚屋さんのおじさんの言葉が、私の胸に突き刺さりました。
お腹がパンクした主人公にかけよるお母さんの一言が、涙を誘うはずなのに、笑ってしまいました。
主人公の小さな胸の内を身近に感じられる素敵な絵、文もシャレがきいていて楽しいです。
小学校低学年くらいから読めると思いますが、お母さんにも是非読んで欲しい一冊です。
「ははもタラがすきだよね〜。」と皮肉っぽい息子の感想でした。