夜のデパートにもぐりこんで遊んでみたい、と私も子どもの頃よく想ったものです。コールテン君は遊んでいる訳でなく探し物をしているのですが、それでもいろいろスリリングな事件(!)に出くわし結局もとの棚にもどされてしまいます。
女の子はためていた貯金を全部はたいて大切にコールテン君を迎えてくれます。ベッドも用意してくれています。ボタンもつけてくれます。でもその時言う言葉がいいのです。これではおかしいから、というのではなく、「これじゃああなたが気持ち悪いでしょう」。自分からみてもっとかわいくなるように、というのではなくて友達のことを考えた発言でいいなあとおもいました。
うちの娘もこれを読むとクマのお人形買って、といいます。もう2個ももっているのに。