友だちでもおもちゃでも、自分がこういう人(物)に会いたかったという人(物)に巡り会えた時には、本当に幸せだと感じますよね。この絵本のコールテンくんとおんなのこリサも正にそういう「たった一人(一つ)のものに出会った」のだと思います。出会うというのは、選び選ばれること、お互いの気持ちが一つになって良かったなあと感じました。
「くまのコールテンくん」は前から気になっていたのですが、ようやく読むことができました。コールテンくんがなくなったボタンを探して、デパートの中を冒険する姿はとてもかわいかったです。しみじみとした感動のある絵本です。