50音を巧みに使った絵本です。谷川俊太郎さんの文章だけあって、とてもリズミカル。またその挿絵がとても細かくて面白いのです。
3匹のネコが主人公なのですが、細部にわたって丁寧に描かれています。ひとつひとつ細かい部分を探してみて、文章と照らし合せてみると楽しいかも。
谷川さんの文章は、読み聞かせをしている私のほうが舌をかんでしまいそうなくらい。まるで早口言葉のようです。
「あいうえお」に親しんでもらおうと、図書館から借りてきたけれど、娘にはちょっと早かったかな?挿絵がちょっと暗くて、タッチが荒くて怖がってしまうことも。
この絵本はある意味、大人のほうが楽しめそうです。