2歳9ヶ月の息子に読んでやりました。6月に入り、そろそろ梅雨のこの時期にちょうどいいお話です。私たちはじめじめしたこの時期を好む人は少ないとおもいますが、それを心待ちにしているモノがいるんですよ。かたつむりとなめくじとかえる。そんな3匹のお話。
私はどれも苦手なので、ちょっと読み始めていやだなーと思いましたが、彼らには彼らの見方があるんだなーと思えました。そして、雨雲がなかなかやってこないと、干からびはじめるという危機的な状態に。それを助けるかえるさん。なんだか、ひとごととは思えないような。私たちもこの雨に頼っていることがたくさんあるんだ、と気づかされます。
息子はそんな難しいテーマはまだ読み取ることはできないようですが、もうあまり見かけなくなった、かたつむりやなめくじに興味深々。そして、幻想的なタッチの絵にちょっと見入っていました。
雨の時期はじめじめだけの嫌な時期じゃないんだ、これで元気に活動しているモノもいるんだ!ということを紹介したい方にオススメの本です。