最初は
「楽しそ〜、私もこのバスに乗ってみたい〜」
なんて気楽に見ていました。
ゆうくんとシロが降ろされたときも
「え〜、なんでだろ?」
と思っていたのです。
ところが、このバスが行き着く先は
雲の上、天国だったのです。
最後まで、読んで、結末を知って、
もう一度最初から読んで、
犬たちの最期の幸せな表情に涙が出ました。
自分たちの中で、シロだけでも幸せになってくれて
よかったと他の犬たちは喜んでいるのです。
“くものうえゆきバス”は、本当は
あってはいけないバスでした。
かわいそうだけど、事実として受け止めなければ
いけないことです。