2歳8ヶ月の息子に読んでやりました。バスが好きな息子にと思って読んでやったのですが、ストーリー自身はとても悲しいもので、読み手の私はちょっと涙うるうる。息子は、「ワンワンバス」といいやすいのか、気に入った様子。でも、このお話はね・・・とまた泣いてしまいそうです。
ある日、ゆうくんはわんわんがたくさん乗っているバスに乗って、わんわんと色々なバス停にとまってはいろんな遊びをして楽しい時を過ごしました。ところが、ここからは一緒に行けないとシロと一緒に下ろされてしまい・・・そんな悲しい夢の話をママにしていたところ、パパがシロをつれて帰ってきたのです。夢の中のシロと一緒なのでびっくり!でも、実はこのわんわんバスというのが、天国行きのバスだったのです。
なにも知らずに読み進めていたので、最後の展開にはびっくり。こういう現実をファンタジー的に絵本にしてくれたのは感謝ですが、もう表紙を見ただけで涙が出そうです。息子にはまだ難しすぎるお話ですが、もう少し大きくなったら、こういう現実を伝える一つの方法としてまた読んでやろうと思います。