子どものときに読みました。今も家にあります。
子どもながらに、とっても悲しいような、なんて言えばいいのかわからない気持ちになったことを覚えています。
生まれながらに片手の指がないさっちゃんが、友達から指がないからおままごとのお母さん役はできないと言われたとき、さっちゃんはどんな気持ちだったかな…考えるだけで悲しくなりました。
障害があることで、差別されたり、ひどいことを言われることはあるかもしれません。でも、あきらくんや先生、さっちゃんの家族のように、温かく支えてくれる人が必ずいる世の中であってほしいと願ってしまう絵本です。