先天性四肢欠損という障害を持つさっちゃんが、自分と他の子との違いに気づき、悩み、傷つき、受け入れていくというお話しです。
子どもたちの学校で毎年、読んであげたい本にあがるのですが・・・
「泣けてしまうので私は読めない・・」読み手がいなくて今年も読まずに終わってしまった本です。
クラスに特別学級の子がいる・・これはすごくクラスメートとして自然なことで子どもたちはサポートがすごく上手です。
でも・・特別学級の子がいない学年の子はなんとなく違う感じで受け止めているように思います。
1年生の時はやはり・・『何で?』『どこが違うの?』
さっちゃんのように見た目で分かる違いなら『どうしてこうなったの?』になるし・・この??は理解する上で大切な事だと思うのでうすが・・・
我家もそんな子どもに読んで聞かせた1冊でもあります。
幼いだけに心ない言葉も発する子どももいて、傷つく姿もありますよね。
さっちゃんのつらさもですが・・・母として
『お腹の中でけがをしたのよ・・・』そうわが子に言わなければいけないつらさはどんなものかと思います。
母の気持ちが分かればわかるほど・・・読んであげれない幻の本となりそうです。
家でわが子への読み聞かせなら泣いても大丈夫だから・・・
読んでほしいなぁと思うのですが。