「色」に焦点を当てた絵本って、結構ありますが、“茶色”をメーンに持ってくる作品は少ないと思います。
確かに、この絵本を見ると、世の中には意外と茶色いものが存在しているのだとわかりますが、どちらかというと「色が少ない」とか、「目立たない」とか「地味だな」と思ってしまうのは、育った感覚のせいなのでしょうか?
“茶色”といわれてぱっと浮かぶのは、私個人は「くるみ」とか「くり」だけでしたが、
「やきぶた(こんなのが茶色の仲間のしりとりで登場すると思わなかったから、笑っちゃいました)」や、「らっかせい」「メンチカツ」など、言われてみると”茶色だ〜”と、思いました。
なかなか楽しいので、猪飼があったお子さんと読んでみてください。3,4歳くらいから小学校中学年くらいまで楽しめると思います。