娘がよく「読んで」と持ってきます。
春の朝に、原っぱで朝ごはんを食べようとしたぐりとぐらの前に現れたのは、手長うさぎのくるりくら…。
読むたびに、明るい春の日差しやあたたかい春風、野原のにおいが感じられる絵本です。
「はるかぜ そよかぜ ぐりとぐら とびたい はねたい おどりたい」というフレーズが出てきますが、春の野の浮き立つような気持ちが伝わってきて、無性に春が恋しくなります。
初めて手長うさぎのくるりくらを見たときには、正直「気持ち悪い」と思ったのですが、何度も読むうちに、こんな気持ちのいい春の日には、くるりくらのようにちょっと手長うさぎになってみたくなるかもしれない…という気になってきました。
ぐりとぐらが野原で食べようと用意した朝ごはんもとてもおいしそうです。
私たちも暖かくなったらお弁当を持って出かけよう!と、春が待ち遠しくなりました。