荒井さんの絵を見ると、私は心が元気になります。
絵からパワーをもらえるのでしょうか???
「たいようオルガン」では「ぞうバス」でしたが、今度は絵本の電車が行きます。
大きな絵本から電車に乗った絵本の子供たちが飛び出します。。
スープの話だったり恐竜の話だったり、小さなお話の世界はどんどん広がります。
荒井さん独特の繰り返し口調が心地よいです。
一つ一つの小さなお話もとても面白く、これが一冊の本なんてもったいない感じがしました。
4歳の次男、荒井さんの本を読むと饒舌になります。
お話から発信されるメッセージをひろげているのだと思いますが
だから、夜の読み聞かせには不向きかも??
どうしても原画が見たくて、刊行記念の原画展に行ってきました。
原画は絵本よりもワントーン明るめで、
私の予想通り背景場面の塗りは勢いよくはみ出ていました。
絵の具の上から書かれた鉛筆の凹み、本よりも一回り大きい絵、はさみの切り口・・
立体的な迫力と躍動感がありました。
印刷でもその勢いは伝わってます。
表紙カバーが一両の電車の絵になってます。その電車の原画がとてもかわいかったです。
「たいようオルガン」が好きな方なら、気に入ると思います。