とても有名な話ですね。
我が家には2冊(2種類)あります。1冊はこれで、もう1冊は他社版。作家も画家もこれ(福音館版)とは異なるため、私にはどうしても馴染めませんでした。
絵本って《多く読まれている》《広く知られている》というだけであり、どれが《偽者》《本物》ってことではないですよね。だけど特に慣れ親しんだ作品があると、それが絶対的になってしまうんです。作家が変われば文も変わるし、画家が変われば挿絵も変わる。絵本から受ける印象もまったく違ってしまいます。もちろん例外もあるとは思いますが。
私が他社版を受け入れられなかったのも、そうゆうことなんだと思います。最初に受けた印象が良ければ良いほど、それを崩されるのは避けたいものです。初めの絵本選びは慎重にやらなければ、と痛感させられた作品でした。
なんだか感想から随分話しが反れてしまいました。
このお話はかぶを抜く時の掛け声がとてもおもしろいです。私はよく「うんとこしょ、どっこいしょ」と子供の手や足を引っ張りながら読んでいます。ちょっとしたことですが、子供はとっても喜びますよ。