4歳4ヶ月の息子に読んでやりました。とてもきれいなイラストですが、絵本の切り出しは少々子供には酷かもしれません。二親がなくなってしまい、子供がひとりで毎日なんとかその日をつないでいるというものです。息子も少々こういう展開はショックだったみたい。親がいなくて、生きていくためには盗みもしなくてはならない・・・というのが。でも、そんなすさんだ心の男の子にも、誰かの(サンタの?)小さな気持ちひとつで変われるという最後は救われるお話。まあ、どのくらいその気持ちを持ち続けられるかはわかりませんが、そうやってつながっていることの大切さを知っていくのだと思います。世の中を知る、ちょっと酷だけどいい絵本だとおもいました。