藤城清治さんの影絵が表紙でとても懐かしく感じ、素敵だなぁ〜と手に取ったのですが、初版は1964年で、自分が生まれる前に出版されたものだと知りました。
タイトルはチョット違っていたりしますが、聞いた事のあるお話もたくさん載っていて、ひとつずつのお話が長くないので、寝る前の読み聞かせにぴったりじゃないかと思います。
ただし、大人が読んでも面白いので、「もっと読んで!」とせがまれ、なかなか寝てくれなくなるかも知れません。
絵本や幼年童話も楽しいけれど、このような絵の無いお話の世界は、きっと子どもの想像力を育てるのだろうと思います。
息子に『ヤギとライオン』というお話を読んであげたところ、あきびんごさんの『ゆうだち』と同じお話だということに気づき、ヤギとオオカミの『ゆうだち』と読み比べていました。